ヤクルト新外国人ペドロ・アビラ投手(28=ガーディアンズ)が陽気に来日初安打を決めた。
先発した楽天戦でバットで魅せた。3回1死の打席、岸の初球と2球目の直球に打つ気を隠し、ベースから距離を取って見逃した。演技で油断させて? 3球目は一転。真ん中付近の直球をフルスイングで会心の中前打とした。まるで本塁打を放ったかのようなバットフリップを決め、味方の一塁側ベンチにドヤ顔しながら、一塁まで走った。
来日4打席目の記念の1本にベース上でも大喜び。投げキスを決め、ハートマークをつくった。アビラは「すごく幸せ。11年ぶりのバッティングで、11年ぶりのヒットだったから、ビックリしてるよ。(記念球は)マイアミ(の自宅)にプレゼントとかを保管する部屋があるから、そこにコレクションしたいね」と話した。
しかし、次打者・岩田の初球、興奮冷めやらぬ中、一塁走者で二直に飛び出した。ヘッドスライディングで帰塁も、併殺を献上。すぐにアウトとなってしまった。
本職のマウンドでは6回5安打2失点だった。初回に2四球が絡んで2失点後は、尻上がりに調子を上げた。クオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成も、打線の援護に恵まれず、4敗目(1勝)となった。アビラは「先制されてしまったが2回以降は切り替えて6回まで粘り強く投げることができた」と振り返った。
初回は四球絡みの失点に、高津監督からは「バッターとの勝負にならなかった。ストライクを投げられるか、ボールになるかの勝負をしていた。初回からあのような立ち上がりされると、今のチームを考えると難しい。一生懸命やってるんでしょうけれども、ストライクを投げて欲しかったというのが本音」と猛省を促された。



