あるぞCS抜てき! 阪神新人の早川太貴投手(25)が甲子園初勝利を挙げた。6連勝中だったDeNA打線を6回6安打無失点に抑え、プロ2勝目。初先発初勝利を挙げた8月27日からDeNA相手に2試合計11イニング無失点で防御率0・00を維持した。クライマックスシリーズ(CS)の登板に向けたアピールにも成功だ。チームは4連勝でシーズン83勝に到達。球団最多まであと4勝とした。

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早川はキャッチボールから、再現性を高めた。プロ8年目で今季3勝負けなしの高橋ら、先輩の球を受けると「そこで自分との差を一番感じる。長くやってる人ほど、安定した球を狙ったところに投げていく」。基本の重要性を肌で感じた。

前回の1軍登板の8月27日DeNA戦ではプロ初先発初勝利。ただ、これまでとの違いを誰に投げる時も感じた。甘いコースにいったボールは、アウトになっても強い打球にされた。

「マグレは続かない。長くやる上で何回も対戦しないといけない。安定して投げられないと難しい」

緊張も怖さも味わい、プレッシャーがかかる中での安定感が必要と痛感。キャッチボールで質の高い球を投げ続けられなければ、本番で本領を発揮できない。意識をより高くして練習。同じDeNA相手に、前回より安定した投球を披露した。【阪神担当=塚本光】

◆早川太貴(はやかわ・だいき)1999年(平11)12月18日生まれ、北海道・江別市出身。大麻高から小樽商大に進学。卒業後は北広島市役所で働き、社会人クラブチームのウイン北広島と北広島市職労野球部(軟式)に所属。トライアウトを経て昨季はウエスタン・リーグくふうハヤテでプレー。24年育成ドラフト3位で阪神に入団し7月13日に支配下昇格。右投げ右打ち。185センチ、95キロ。支配下昇格後の今季推定年俸は420万円。

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