西武の青山美夏人投手(25)が子どもたちの“標的”になった。
西武のユニホーム姿の青山に対し、小学生たちが「今井」「今井」「今井」「今井」「今井」と連呼。
青山は「いや今井さんじゃないし。今永さんに顔似てるって言われるけど」と応戦。すぐに「今永」「今永」「今永」になった。
そんな“今永”が投げるボールの勢いに子どもたちが目を輝かせる。21日、母校の横浜隼人(神奈川)野球部OBによる少年野球教室に参加。小学生130人とふれ合った。
1週間ほど前は海外にいた。カリブ海の島国、プエルトリコでのウインター・リーグに参加した。
「あっちって、時間がルーズで。試合開始もよく遅れて、夜にホテルに戻るのが12時とか。そこから自分たちで自炊してごはん食べて。遠いところでは片道2時間の遠征もあって、そうなるともう帰りが夜中の1時になって」
そんなタフな1カ月半を過ごし、リリーバーとして日本では絶対にない「連投&回またぎ」も普通に経験して、帰国した。
「ミスしても、いい意味で気にしない選手が本当に多くてビックリしました。けろってしてて。日本だったら多少引きずるのがあると思うんですけど、プエルトリコではほぼない。次の日どころか、試合後すぐにロッカーでうるさいくらいで」
配球やトレーニング方法、さらには人生観への刺激など、多くの発見が貴重なお土産に。苦心したプロ3年目の最後に、新しい「青山」像が見えてきた。「来年は40試合登板を目標に」と勝負の4年目へ-。
厳しい世界だ。どうしても気は張ってしまうから、こうして子どもたちから「イマナガアオト」といじられたり「あした南小学校に来てもらっていいですか?」と熱心に勧誘されたりするのも、うれしかったりする。【金子真仁】



