阪神前川右京外野手(22)が29日、ファーム・リーグ西地区広島戦(SGL)でマルチ安打を放った。

「5番左翼」で出場し、2回の第1打席は右前打。8回の第4打席でも広島5番手・塹江敦哉投手(29)の148キロ速球を左前に運んだ。

「1軍級のピッチャーなので、何から何まで打っていたら無理だなと感じた。コースを絞って、それを1球で仕留めたっていうのは、あの打席は価値があるんじゃないかなと思います」と手応え。この日は2安打1四球。2軍戦は33打数11安打、打率3割3分3厘と好調をキープしている。

母校・智弁学園がセンバツで決勝進出を決めたことも励みになっている。「逆転勝ちしたというのを教えてもらって。すごいな。春夏は違いますけど、僕らは夏に決勝で負けているので、勝ち切って、頑張ってほしいなと思います」。もちろん、後輩たちに負けてはいられない。1軍昇格を目指し、アピールは続く。「数字で判断されるので、本当に数字を残して(1軍に)、呼ばれた時にバーッと行けるように。今はコツコツ準備したいなと思っています」と気持ちを引き締めていた。