阪神が広島との第1戦で猛追を振り切り、連勝を飾った。
初回に森下翔太外野手(25)の中前適時打で先制すると、終始主導権を握った。
この試合で「8番左翼」で先発したのは福島圭音外野手(24)。3月30日に支配下登録されたばかりのプロ3年目は、これがプロ初先発。5回の第2打席で、床田のツーシームを左翼へと運び、持ち味の快足を生かして二塁打をマーク。プロ初安打を記録した。
試合後、藤川球児監督(45)は「それはやっぱり第1歩は簡単に踏み出せるものではないし、プロ野球選手の場合は全員が初安打を打てるわけではないので」と目を細めた。続けて、福島の陰の努力を明かした。
「彼の努力がずっと見えていましたし、(2軍)SGLの寮の打撃は選手たちは自分たちでやるんですけど、その練習量も断トツで。ずばぬけていましたから。そのあたりは見てとれる状態なので。その練習量が今後、さらにつながってくれば。技術が上がっているんじゃないですかね」
諦めずに積んできた鍛錬を、指揮官は知っていた。リーグ連覇を目指す阪神に新たな風を吹かせる存在となりそうだ。



