日本ハム新庄剛志監督(54)が、前回登板でノーヒットノーランを達成した細野晴希投手(24)に、優しめ? のオーダーを出した。細野は7日楽天戦(楽天モバイル最強パーク)で、今季2度目の登板予定。3月31日ロッテ戦で完投、完封未経験で、いきなり無安打無失点の快投を披露した3年目左腕に、指揮官は「(次は)完封でいいです(笑い)」と要望した。
選手の成長を求め、常に厳しめの要求を出す新庄監督だが「段階があるので」と、珍しく前回より一段落とした快投を期待。愛ある指令に細野は「調子に乗りすぎないように。欲張らずに目の前のバッターだけに集中して投げたい」と思い描いた。
注目され、相応の分析を受ける中での完封はハードルが高いが、背伸びせずに2試合連続の好投を引き寄せる。ノーヒットノーラン達成時も「6回3失点ぐらいで」と謙虚な目標設定がベースにあった。例え打たれても「基本、打たれてから考えるので。特に気にしていない」。記録はいつかは止まることを頭に入れ、柔軟に対応する。
2学年下の後輩の厳しめないじりにも、ブレない。快挙達成後“ビッグマウス”達から「(お立ち台で)次、完全試合します、みたいに盛り上がれるところで『なんか次できないと思うんで~』とか、マジおもんない」と突っ込まれた。それでも「僕は達と違って控えめ。大きなことは言えない。等身大で」。ひょうひょうと打者を打ち取っていく。【永野高輔】



