昨秋優勝の明大が東大を11-0で破り、2連勝で勝ち点1とした。リーグ戦初登板の平嶋桂知(かいち)投手(2年=大阪桐蔭)が6回1安打無失点と期待に応える好投を見せ、連勝スタートに貢献した。慶大は立大を10-4で撃破し、こちらも2連勝で勝ち点を挙げた。

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初回に4点の援護をもらった平嶋はリーグ戦初登板のプレッシャーから解放されて、落ち着いてマウンドに立った。大阪桐蔭時代に最速154キロをマークした直球で押し、東大打線に許したヒットは2回1死からの右前打のみ。6回無失点で初勝利を飾り「去年1年でしっかり力をつけて、自信を持って上がることができた」と納得のデビュー戦を振り返った。

1年前の入寮日に持参したのは、高校時代に書き連ねた野球ノート15冊だった。困った時にはノートを読み返す。「絶対的なエースがいるチームが日本一になる」という恩師・西谷監督の言葉を胸に、大学1年間は真っすぐの強さを磨いた。「高校の時はただ思いきり投げてるだけでしたが、今は100%じゃない時でも140キロ後半の球が投げられる」。ゾーンで勝負する気持ちは変わらず、さらに一段階成長した自分に出合えた。

今センバツで大阪桐蔭が4年ぶりに春の頂点に立ったことには「日本一になるのはとても大変なこと。後輩たちもしっかり1戦1戦勝ってくれた」と自分事のようにうれしい。自身の今年の目標はチームの優勝、そして日本一。母校の活躍を刺激に、次は自分たちの番だと強気に腕を振る。【平山連】