巨人が投打がかみ合って7連勝を飾り、首位ヤクルトに1・5ゲーム差に迫った。7連勝は阿部慎之助監督(47)では、就任初年度の24年以来2季ぶりの最長タイ記録となった。
今季3度目の先発となった戸郷翔征投手(26)が7回115球を投げて、5安打無失点。150キロ超えの直球、変化球を低めに集めながら、燕打線を0封。「投げている感覚も良かったが、何より久しぶりに0点でマウンドを降りられて良かった」と振り返った。
3回には野手がフライを見失う不運な二塁打から1死満塁の危機も、3番内山を空振り三振、4番増田を中飛。無失点で切り抜けると、雄たけびを上げた。
昨季は8勝9敗と苦しんだエース。キャンプ中に異例のフォーム修正を決断したが、オープン戦で結果を残せず、開幕ローテ入りを逃していた。2軍調整をへて、初登板の5月4日ヤクルト戦では5回5失点、同12日広島戦では5回3失点でここまで0勝1敗。苦しんだ末に、復活へ歩み出す大きな1勝を手にした。阿部慎之助監督(47)は「キレも良さそうでしたし、途中からすごくテンポも良くなってきた。チームにとっても本人にとっても大きな一勝になりました」とたたえた。
打線は3試合連続で「1番右翼」に起用された平山功太内野手(22)がプロ初の先頭打者本塁打を放った。ヤクルト高橋の2球目の高め直球を強振。4月25日DeNA戦以来のプロ2号に「初球を見たときにいい球が来ていたので、ポイントを前でいきました。しっかり捉えることができて良かった」と喜んだ。
敵地での地方遠征でも白星をあげ、勢いは止まらないが、指揮官は「連勝も一つ一つの積み重ねなので、7連勝たまたまできている。1日空きますけど、神宮で締めてやりたい」と冷静に語り、21日の同戦(神宮)を見据えた。



