オリックスが4日ぶりに首位に返り咲いた。打線が8得点を挙げる圧勝。首位西武が敗れ、16日以来の首位を取り戻した。
「6番一塁」で今季初スタメンで初出場した山中稜真捕手(25)が起爆剤になった。2回無死一、三塁の第1打席でソフトバンク先発藤原から中前適時打を放った。
「初球を空振りしたことで余裕ができたという力が抜けた」。藤原の2球目チェンジアップを強振するとセンター前に球は抜けた。「しっかりと、自分のスイングができました」。3回には右前適時打でチームに4点目を運んだ。今季初戦でマルチ安打の2打点と打線をけん引した。
開幕直前にバントで右手指を痛め出遅れたが、ファームでは打率2割8分2厘を放ち、1軍昇格を引き寄せた。捕手が本職だが、内外野を守れるユーティリティーが輝いた。
死球を右ふくらはぎに受け途中交代した太田椋内野手(25)に変わって出場した野口智哉内野手(26)が6回に1号3ランを放った。岸田護監督(45)も「大きいですね。けが人が多い中で若い子たちが出てきてくれてるので、良かったと思います」と表情を緩めた。再び首位に立ったことには、「パ・リーグは結構、団子なので。どこも強いのでね。1戦1戦、なんとか勝ち越せるようにやっていくのみです」と前だけを見据えた。



