3・28の快投再び-。阪神高橋遥人投手(30)が22日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。中8日登板。4勝0敗、4完封、防御率0・38の“無双左腕”は「いつもと同じ意識を持って」と冷静に意気込んだ。

開幕2戦目の3月28日に東京ドームで仁王立ちした。3安打完封。26年藤川阪神の1勝目は高橋の快投が呼び込んでいる。巨人打線は5月好調の平山、吉川など開幕時不在だったメンバーもいるが「先入観を持たずに。どういう感情でもしっかり試合を作れるように」と足元を見つめた。

防御率0点台はセ・パ合わせて4人いる。西武の平良、高橋光成に加えて広島栗林。なかでも高橋は断トツの0・38を誇る。「大体のところで落ち着くんだろうなと思うんですけど」と正直な高橋らしいコメントを残しながら「しっかり抗っていきたい」と語気を強めた。自身の成績がチームの勝敗に直結することを自覚している。

交流戦前のラスト登板。無傷5連勝ならパ・リーグ戦線にも弾みがつく。「試合を作って勝ちに貢献できるように。その延長線上に自分の成績もついてくる」。息ぴったりな伏見との「はるとらバッテリー」で目下の宿敵、巨人を倒す。【只松憲】

◆シーズン5完封メモ シーズン5完封以上の投手は、20年に6度記録した大野(中日)が最後。阪神の投手は79年小林以来出ていない。今季の高橋は1~4勝をすべて完封勝利で挙げており、5月までに5完封を記録すれば61年権藤(中日)以来で、阪神投手では49年若林、69年若生の4完封を上回る球団新。シーズン1~5勝目をすべて完封でマークすればプロ野球史上初の快挙となる。また、巨人戦は3月28日の登板で完封勝ちを収めており、阪神投手が巨人戦2試合連続完封勝ちだと22年伊藤将以来。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>