日本を愛し、日本で愛された「エル・タンケ」が別れを告げた。DeNAは24日、ダヤン・ビシエド内野手(37)がNPBから引退すると発表。この日のヤクルト戦(横浜)で、約11年間プレーしたプロ野球での最後の雄姿を見せた。

1点リードの7回に代打で出場。登場曲が流れ名前が呼ばれると、本拠地がドッと湧いた。最終打席は空振り三振。大きな拍手と「ビシエド!」コールを全身で浴びた。ベンチに戻る前に、ヘルメットを取りスタンドへ深々とおじぎ。歓声に何度も礼で応えた。

お立ち台にも上がった。決勝の犠飛を放った戸柱から「タンケ、カモン!」と呼ばれファンの前へ。「どんな時も素晴らしい応援を送ってくださったので、すごく力になりました。本当にありがとうございました」。自らの言葉で感謝を伝えた。

さらなるサプライズも待っていた。筒香からチームメートのサイン入りユニホーム、中日時代からの仲の京田から花束のプレゼント。目からは大粒の涙がこぼれた。記念撮影後には、ナインからの胴上げ。背番号「66」は6度宙を舞い、最後は笑顔で締めくくった。

「アリガトウ。自分にとって本当にいい日々を過ごすことができたので、すごくうれしかったです」。

愛にあふれたラストゲームだった。

【動画】DeNAビシエド引退…ファンへ最後の挨拶「どんな時でも素晴らしい応援送ってくれた」

【プロ野球スコア速報】はこちら>>