日本ハム新庄剛志監督(54)が、ビッグサプライズを用意していた。台風6号の影響で雨天中止となった敵地での広島戦(マツダ)。チームが広島市内の室内練習場で調整する中、4日の先発について「明後日は柴田君。万が一、明日雨が降っても、柴田君は変わらず投げさせて、2ホーマー打ってもらいます(笑い)」と発表し、柴田獅子投手(20)のプロ初勝利&初本塁打を期待した。

2軍戦では7試合で2勝0敗、防御率0・73の無双っぷり。24回2/3で30三振を奪った。新庄監督は「本当は予定になかったんですけど、ファームで投げさせても完璧に抑えるわけじゃないですか。だったら、交流戦なら打席にも立てるし、1試合だけ(フロントに)お願いしたところオッケーが出た」と、ウキウキだ。

高卒2年目。二刀流に挑戦中の右腕は、昨季1軍で投手としてリーグ戦4試合に登板した。投打同時出場は初となる。投手としては「6回…球数が少なければ7回」と想定し、打順は7~8番を予定。経験豊富なベテラン左腕の加藤貴を中継ぎ待機させるなど、バックアップも万全だ。2日、1軍に今季初合流した柴田は、ブルペンで15球ほど投げた後、室内練習場で打撃練習を行い「ファームでやってきたことをやるだけなんで。やる試合が違うっていうだけ」と淡々。20歳らしからぬ肝っ玉で、敵地に挑む。【中島宙恵】