ソフトバンク大津亮介投手(27)が9日の「日本生命セ・パ交流戦」阪神戦(みずほペイペイドーム)に先発する。
チーム勝ち頭6勝の右腕は交流戦でも2試合先発し、防御率0・00、2勝、奪三振17はいずれもトップタイ。前回2日の中日戦は7回1死まで完全投球で1安打プロ初完封を飾った。猛虎打線も封じ、防御率0・00のまま3勝を挙げれば、21年のオリックス山本由伸投手(27=ドジャース)以来の投手の交流戦MVPも見えてくる。
「狙って獲るものでもないので、変に意識せずやりたい」。結果は後からついてくる。「カード頭、火曜はどのチームもエースが来る。今はやるしかないというだけ」と、長いイニングを投げ、勝利に導く使命感を持ってマウンドに立つ。
セ首位の阪神打線はチーム打率12球団トップの2割5分と強力。同学年の佐藤輝明内野手(27)には「緩急で抑えるしかない。森下だったり注意する打者がたくさん」と話す。阪神戦に先発するのは公式戦では初。昨年の日本シリーズ第4戦では甲子園で先発し5回3安打無失点も「記憶はまったくない。一番フワフワしていたので。初対戦ぐらいの気持ちでデータを見たい」と、この日も練習後に映像をチェックした。
コンビを組む海野隆司捕手(28)とも「ほしいボールを要求してくれる。波長がすごく合って気持ちが上がる。(1学年)先輩ですが同学年感覚でしゃべっています」と息も合ってきた。左手を故障しながらチームに同行する同学年の山本祐大捕手(27)からも情報を仕入れて準備する。エース格となった大津が、日本シリーズから進化した姿を披露する。【石橋隆雄】



