阪神才木浩人投手(27)が獅子の胴上げを阻止する。6勝目をかけて16日の西武戦(甲子園)に先発予定。西武は同日勝つか引き分けるかで交流戦の優勝が決まるだけに力も入る。

15日に甲子園で前日調整を行った右腕は「もう切り替えるしかない。シンプルに打たれているだけ。考えすぎず、自分の投げたいように投げていければ」と気合をみなぎらせた。

交流戦に入ってロッテに6回2失点、ソフトバンクには3本塁打を浴びて3回5失点。とくに前回の鷹戦は「試合を壊した」と猛省していたが、悔しさは抑えることでしか晴らせない。

交流戦はもともと大の得意。23年以降、何度もパ・リーグを圧倒してきた。西武には24年に8回無失点、昨年は6回無失点と好投している。それでも過去は過去と割り切り「どうですかね。あまり相手のことを考えすぎてしんどくならないようにしたい。どう自分の投球をすべきか。こっちも負けずにどんどん攻めていきたい」と描いた。

昨年までと比べて客観的な修正や反省、メンタルの切り替えがうまくできているという。高いレベルを求めるがゆえ、いろいろと試行錯誤を続けているが、目的は当然勝つこと。「やっぱりプロとして結果を出さないといけない」と迷いはなかった。【柏原誠】