広島玉村昇悟投手(25)が29日、新潟での登板を前にマツダスタジアムで最終調整を行った。今季ここまで1勝3敗と負け越してはいるが、防御率は1・88と安定している。生まれ育った福井と同じ北陸にあるハードオフエコスタジアム新潟では初登板となる。「前回(登板の23日巨人戦では)、効率よく得点を許してしまったので、ランナーを出しても粘れるように。そのためには各回の先頭を出さないことが一番。そこに注意して投げたい」。前回3敗目を喫した反省を胸に広島をたった。

今季唯一の白星は5月21日DeNA戦だ。6回1失点の粘投が逆転勝利につながった。前回対戦時は離脱していた牧への警戒を高める。「牧さんとか、クリーンアップの前にいかに走者を置かないかが大事だと思います。でも、窮屈にならないようにいきたい」。攻めの投球を貫き、2勝目を目指す。

登板前の深夜には、サッカーW杯の日本代表戦が行われる。日本中が注目するブラジル戦だが、玉村は興味を示さない。「正直、まだ1試合もちゃんと見ていない。わざわざ起きて見ようとは思わないですね」。4年に1度のサッカーの祭典よりも、目の前の1試合にのみ集中する。