2位西武が首位ソフトバンクに3-7で敗れ、ゲーム差は「5・5」に開いた。失点した4回、6回、7回はいずれも先頭の2人で「無死一、三塁」を作られた。4回は近藤、6回は栗原に安打でつながれた。西口文也監督(53)は「打者を考えると外野もなかなか前には詰められない」とし「今の打線の力を考えたら向こうの方が力があると思う」と受け止めた。
打力が可視化された試合でもある。ソフトバンクは13安打、西武は5安打。計18安打に至るまで、のべ18人の打者が打ったファウルはわずか3球のみ。15安打はファーストコンタクトで生まれている。先発渡辺勇太朗投手(25)は登板前日に「ホークス打線は皆、コンタクト率がすごい」と警戒したが、その通りの結果になった。
最終的なファウル数はソフトバンク24球、西武34球だったが、スコアが3対3になる4回終了時まではソフトバンク4球、西武21球。粘る間に先発投手を休養させられた一方、得点効率は明らかに相手が上回る。西口監督は「(粘れても)なかなか安打にならなかった。感じ自体はそこまで悪くないと思うんですけどね」と話す。最少失点、かつ効率良い得点。ミッションはハードルが高いが、それをなしとげているのが追うべき首位チームでもある。【金子真仁】



