日本野球機構(NPB)は25日、野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームの監督にロッテ元監督で野球解説者の井口資仁氏(51)が就任することを発表し、都内のホテルで就任会見が行われた。

5月末に井端弘和前監督(51)が、契約満了で退任。次期監督の選考にあたり、NPB関係者は理想の監督像として「MLBを経験していること」「国際大会を経験していること」「データに強いこと」などを条件に挙げる中、18年から5年間ロッテで監督を務めた井口氏は、条件に合致する人物だった。

井口監督は「名誉あることで、光栄に思いました。野球の発展、次世代につなぐことも私の使命だと思っています」と決意を語った。

侍ジャパンでは、初のメジャー経験者の監督が誕生した。ドジャース大谷翔平投手(32)も出場に意欲を見せる28年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得へ向け、MLBにも太いパイプを持つ井口氏の存在は、大谷らメジャー組の招集交渉や編成面においても大きな力となる。

11月に開催されるアジアプロ野球チャンピオンシップから指揮を執る。

◆井口資仁(いぐち・ただひと)1974年(昭49)12月4日、東京都生まれ。国学院久我山-青学大。青学大では東都リーグ通算最多の24本塁打を放ち、4年時に96年アトランタ五輪代表で銀メダルを獲得。同年ドラフト1位でダイエー入団。01、03年盗塁王。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各3度。99、03年の日本一に貢献し04年限りでダイエーを退団。ホワイトソックス入団1年目の05年、2番・二塁に定着してチーム88年ぶり世界一に貢献。フィリーズ-パドレス-フィリーズを経て09年ロッテ移籍。日米通算2254安打、295本塁打。17年に現役引退し、翌年からロッテ監督。22年シーズンで退任した。現役時代は178センチ、91キロ。右投げ右打ち。

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