最下位の楽天は投手陣が踏ん張りきれず、4連敗で8年ぶりに借金20を背負った。計9四球を許すなど10失点。雨中のゲームで首位ソフトバンクに屈し、吉井理人監督(61)は「今日は(ファンが)雨の中で最後まで応援してくれたんですけど、みっともないプレーをしてしまったので、申し訳ないと思ってます」と謝罪した。
古謝樹投手(24)は6回途中6安打6失点(自責2)と試合を作れなかった。3回まで好投も、4回に味方の失策も絡んで4失点。6回に先頭への四球を起点に一、二塁としたところで降板した。吉井監督は「相手は強力打線なんで、ゲームの状況や展開によって、気持ちが揺れてしまうんでしょうね。どんな場面でも自分のピッチングができるようになってほしいなと思います」と話した。
古謝の後を受けた中継ぎ陣も精彩を欠いた。6回、柴田大地投手(28)と中込陽翔投手(24)の2人が5者連続四球を与え、そのうち3者連続押し出しを許すなど、この回だけで6点を奪われた。
経験の浅い投手陣に対して指揮官は「古謝もそうなんですけど、状況に勝手に色をつけてしまって、『こうしたらダメ』『ああしたらいけない』と思って、自分のピッチングができなくなっている。野手も(点を)取った後なので、そこをもう一回、そこが一番難しいのかな、でもそれができないとプロ野球選手として活躍できないので、何とかやっていきたいと思います」と指摘した。
打線は3回に平良竜哉内野手(28)が2カ月ぶりアーチとなる9号先制ソロ、6回にカーソン・マッカスカー外野手(28)が14号ソロを放つなど意地は見せた。相手を上回る11安打で6得点も及ばず、借金24でシーズンを終えた18年以来の「20」到達となった。



