東京6大学の早大は28日、小宮山悟監督(60)が今秋のリーグ戦を最後に、任期満了で退任すると発表した。12月1日からは松商学園(長野)元監督で、社会人のプリンスホテルで元ヤクルト宮本慎也氏(日刊スポーツ評論家)と三遊間を組み、都市対抗優勝などの実績を持つ足立修氏(62)が新監督に就任する。
小宮山氏は千葉・芝浦工大柏から2年の浪人を経て86年に早大へ入学。4年時には主将を務め、リーグ通算20勝をマークした。89年にドラフト1位でロッテに入団し、1年目からローテーション入り。頭脳的な投球を持ち味とし、開幕投手を7度務め、10年間エースとして君臨した。99年オフに自由契約になり横浜へ移籍。02年にはFA権を行使しメッツに入団した。1年間の浪人生活を送った後、04年にロッテに復帰。日本での通算成績は117勝141敗4セーブ、防御率3・71。09年に引退後はNHKのMLB解説者など評論家として活動し、11年から14年までは早大のコーチも務めた後、19年1月から監督へ就任した。就任会見では「野球部に対する恩返しの気持ちが一番。深い話は新チームになってからだが、全ての学生に『早稲田に来て良かった』と思ってもらいたい」と思いを述べていた。
プロ野球経験者が同大の監督を務めるのは森茂雄氏(元後楽園イーグルス選手兼監督)以来2人目で、大リーグ経験者の監督就任は同リーグで初。20年秋季リーグ戦で初優勝、24年春から25年春にかけてリーグ戦3連覇に導き、楽天早川隆久や吉納翼や伊藤樹、西武蛭間拓哉、巨人田和廉などをプロ野球へと導いた。
小宮山氏は「秋季リーグ戦終了後の11月30日付で、任期満了をもって早稲田大学野球部監督を退任することとなりました。これまで8年間にわたってご支援、ご声援をくださった皆様に心より御礼申し上げます。9月12日より東京6大学野球秋季リーグ戦が始まります。私が監督をつとめる最後のシーズンとなりますが、皆様の期待に応え天皇杯を奪還すべく、チーム一丸となって練習に取り組んでおりますので、早稲田大学野球部へのご声援をよろしくお願いいたします」とコメントした。



