第1節に連敗で勝ち点を落とした近大が、第2節の初戦を完封勝利で先取した。8月21日付で就任した松丸文政新監督体制で初白星。ウィニングボールも受け取り「素直にうれしいです」と喜んだ。

先発した今秋ドラフト候補・宮原廉投手(4年=崇徳)が9回7安打無失点。初完封となり、試合後の取材では右手に記念球も持っていた。「2連敗でチームの流れも良くなかったので自分が良いピッチングをして良い流れを作れるように」と臨んでいた。

開幕試合となった5日同大戦は3回4失点で降板していたが、修正してきた。「前の試合はコースを狙った結果投げ切れなくて結構甘い球が多かった。本当に今日はそのコースに投げ切ることだけ意識して投げました」と話すとおり、初回から安打は許しながらも後続を打ち取り丁寧な投球をみせた。直球にもキレがあり「7回くらいにちょっと次の節っていうのも意識して力入れて投げました」と球場のガンではこの日最速の149キロで空振り三振を奪い、続く打者にも150キロ近い球を連投するなど終盤にもう一段階ギアを上げた。

先日プロ志望届も提出。「本当にこの秋のリーグ戦で結果を残さないとやっぱりドラフトにもかからないと思う」とより一層覚悟を持って腕を振る。

チームの優勝には勝ち続けるのみ。「(連敗スタートで)最初はちょっと落ち込んだんですけど、本当にチーム全体として切り替えようって監督からの話もあった。ここから8連勝できるようにってチームで言い合って頑張ってきました」とまずは1勝。チームのため、そして自身のためにも好投を続ける。