中日ドラフト1位の近大・宮原廉投手(21=崇徳)がいきなり大目標を掲げた。

外れ1位入札でロッテと競合。渡部を外していた中日が引き当てると部員と喜び合った。「4年間、ここで指名されることを目標にしてきた。仲間が喜んでくれてうれしかった。セールスポイントの球の強さをプロでも試したい」と力強く語った。

一般学生も入っていた会場を驚かせたのは、お決まりの「対戦したい打者」を聞かれた時。「近畿大学の大先輩である佐藤輝明さんと対戦してみたいです」と即答。ギャラリーは反応に困った。佐藤はポスティングシステムによるメジャー挑戦が認められたばかり。笑いが漏れたが、「まずは日本で活躍することを目標にやっていきますが、いずれは米国で頑張っていきたい」と堂々と真意を披露。拍手喝采をもらった。

昨年12月、母校で行われた佐藤のMVP獲得を記念したイベントで、花束を渡した。「体がすごく大きくてびっくりしました。自分もそういった高いレベルを目指してやっていきたい。大卒でもメジャーにいけると証明してくれたので、自分も1年目から頑張りたい」。近大からのドラフト1位は佐藤以来。偉大な先輩の背中を追いかける。

愛知は祖父母が住んでいたこともあり「縁を感じた」という。中日は名投手だった工藤監督を新たに迎える。広島、メジャーで活躍した黒田博樹のような先発投手が目標。中日の充実の先発陣に食い込む決意を示し「監督が工藤さんになったこともあるし、素晴らしい投手が多い。いろいろな話を聞いてレベルアップしたい」と心躍らせた。【柏原誠】