阪神的場寛一2軍打撃コーチ(49)が26日、兵庫・西宮市内の球団事務所で就任会見に臨んだ。
弥富(現・愛知黎明)から99年ドラフト1位で入団。自らは故障に苦しみ、05年に退団した。あれから21年。感極まり、涙がこぼれ落ちた。
「正直、驚きました。何回も『私でいいのか、絶対大丈夫なんですか』と聞いて。電話の向こうで誰かが笑っていないかなとか、そういう風に思った。ただ、『一緒に頑張ろう、戦おう』と言っていただいて、昔の思い出がたくさん出てきて。強いタイガースをさらに常勝軍団にする1人になれるのか不安なんですけども、その一員になれたら一番ハッピーだなと思った」
悩んだ末に決断した。1軍での出場は24試合のみ。「球団が批判されるんじゃないかぐらい考えましたし、それでも大丈夫だと言っていただいて、背中を押された気持ちです」。阪神退団後は企業の総務部門を経験したこともある。自身も乗り越えてきたからこそ、選手に寄り添える。もがく若手を導くことができる。「甲子園で大きく羽ばたく人間を、1人でも多く、チームに貢献できる選手を育てたい」と力を込めた。



