強心臓を武器に、虎キラーを目指す。
巨人ドラフト4位の智弁学園・杉本真滉投手(18)が29日、奈良・五條市の同校で指名あいさつを受けた。「メンタルは強い方」と自負する左腕は、阪神で活躍する母校の先輩たちに対し「負けずに自分らしさを出していきたい」と意欲を示した。
甲子園との縁は深い。兵庫・明石市出身で、幼少期は阪神ファンの祖父に連れられて観戦に訪れた。高校時代は2度出場し、3年春の選抜ではエースとして準優勝。「ピンチでも焦りを出さずに、自分の思ったピッチングができる」と、強みを大舞台でも発揮してきた。
リーグ連覇の宿敵・阪神には、先輩の村上、伊原、前川が在籍。来校時に見かけた先輩たちに「オーラがある。あんな風になりたい」と憧れを抱いた。今度は同じ舞台で勝負する。野手の前川に対しては「持ち味である真っすぐで抑えたい」と対戦を思い描いた。
チーム内で話を聞いてみたい選手には「1年目から投げている竹丸投手」を挙げた。今季は阪神戦5登板で3勝1敗、防御率1・80と好相性を誇った先輩左腕も手本に、伝統の一戦に向かって歩んでいく。【北村健龍】
◆杉本真滉(すぎもと・まひろ)2008年(平20)7月8日、兵庫・明石市生まれ。小1から枝吉パワーズで野球を始め、野々池中では神戸中央シニアに所属。智弁学園では1年春からベンチ入り、同夏に甲子園出場。3年春に選抜準優勝。趣味は釣り、野球以外の特技はタイヤ押し。好きな食べ物はすしで、100貫平らげたことも。177センチ、86キロ。左投げ左打ち。



