巨人甲斐拓也捕手(33)が金銭トレードで楽天に移籍することになった。両球団から30日、発表された。11月3日に仙台市内で入団会見を行う。

甲斐は10年に育成5位でソフトバンクに入団。13年に支配下に昇格すると、そこから常勝軍団の正捕手をつかんで日本を代表する捕手に成長した。侍ジャパンでも17年に初選出されると東京五輪、23年WBCで世界制覇にも貢献した。

24年オフにFA権を行使して巨人に移籍。5年15億円の複数年契約を結んでいた。1年目の昨季は開幕スタメンを勝ち取ると、68試合で打率2割6分、4本塁打、OPS・659と存在感を示したが、2年目の今季は出場機会が激減。2安打はいずれも決勝本塁打という勝負強さを発揮。13試合の出場にとどまり、スタメンマスクは3試合のみだった。打率1割、OPS・543だった。

楽天は今ドラフトの目玉だった青学大・渡部海捕手(22)を1位で指名。中日との抽選の末に交渉権を獲得した。また、4位で東芝・萩原義輝捕手(25)を指名。一方で、昨年FAで加入した伊藤光捕手(37)と、石原彪捕手(27)には戦力外通告。高卒1年目の大栄利哉捕手(19)にも来季契約を結ばない旨を通告した。太田光捕手(30)はFA権行使を表明しており、補強が必要なポジションだった。

◆FA移籍後のトレード FA移籍した球団からトレードされた選手は甲斐で9人目で、巨人では炭谷に次いで2人目。炭谷は19年に西武から移籍したが、21年7月に金銭トレードで楽天に移籍した。過去には金村(中日→西武)炭谷が在籍3年目のシーズン中にトレードされているが、在籍2年で移籍は最も短かった。

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