オリックスが来季、大阪・舞洲に建設予定の最新式ラボに続き、本拠地京セラドームに、最新鋭のバーチャル打撃マシン「トラジェクトアーク」を導入することが3日、分かった。

同機器は、相手先発らの投球データを入力すれば球筋、回転数、変化量などを正確に再現するすぐれ物。すでに日本シリーズ3連覇のソフトバンクやリーグ連覇の阪神なども導入、常勝球団への礎にしている。ソフトバンク正木のブレークも同機器の利用が一翼を担ったという。オリックスも本拠地カード前に、同機器で打ち込む。オリックスでも今季飛躍した来田、山中、渡部らの底上げにもプラス材料。昨オフの契約更改で球団に導入を直訴した紅林も「ずっと待っていました」と歓迎した。

岸田監督ら首脳陣は、試合前に打者を有利にさせるだけでなく、投手が自身の投球データを入力することで、第三者の目で自身の球筋確認につなげてもらうことも検討している。来季、大阪・舞洲では地面反力をデータ化するフォースプレートや、モーションキャプチャーなどで選手のスキル増などを図り、本拠地では相手投手を丸裸にする新兵器ダブル導入で、4年ぶりのV奪回を後押しする。