巨人の育成左腕・河野優作投手(23)が4日、ジャイアンツ球場で行われた秋季キャンプのライブBPに登板し、松井秀喜新監督(52)に猛アピールした。変則サイドスローから打者5人に対して安打性の当たりを1本も許さず、持ち味を発揮。登板後には自ら松井監督に歩み寄り、打者目線での助言を求めた。
「いつもよりだいぶ気持ちを入れてきた。いいところを見せるという気持ちで来たので、だいぶ緊張したんですけど、ある程度いいところは見せられたんじゃないかなと思います」。左打者からスライダーで空振りを奪うなど、持ち味を発揮して手応えを口にした。
登板後には松井監督に「どうでしたか」と質問。「自分の強みをしっかり理解してやっていけば、いい方向に行くと思う」と声をかけられた。さらに、打者として何をされたら嫌かと尋ねると、内角への強いシュート系の球があれば外角も生きるという助言を受けた。
松井監督が現役時代に左のサイドスローを苦手としていたことも事前に調べ、ゴジラキラーと呼ばれた変則左腕の元阪神遠山との対戦動画までチェックしていたという。松井監督から「打席に立ってみないと分からないけど」と前置きされると、「じゃあ今度立ってほしいです」と熱烈に内角をえぐった。指揮官からは「やだよ」と返され、和やかな雰囲気がただよった。
ルーキーイヤーの今季はファームで23試合に登板して防御率2・18をマーク。「育成選手なので、早く支配下に上がって、そこからがスタートラインだと思う」。今後は台湾で行われるるウインターリーグにも参加予定。新監督へのアピールを続け、支配下登録を目指していく。



