髪もフォームも、まっさらから-。日本ハム達孝太投手(22)が、見た目も中身も一新し、来季のさらなる飛躍を目指す。8日、エスコンフィールドで秋季キャンプを打ち上げた。今キャンプでは、これまでの金髪から白に近い“プラチナヘア”にイメージチェンジ。投球フォームも一度リセットし、再構築に着手した。
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まずは頭から変わった。新ヘアで達が意識したのは、人気グループ「Number_i」の平野紫耀。約5時間をかけてブリーチを重ね、カラーも2回施した。「染めるなら完璧でいたいじゃないですか」。中途半端にはしたくないというこだわりが、新しい髪色にも表れている。周囲からの評判も上々。いずれは黒髪に戻す予定だが、今は大胆な変身を遂げた姿で、この秋を過ごしている。
投球面でも、変化への意欲は旺盛だ。シーズン終了後は一時的に練習を封印した。1年間投げ続けたことで「変な癖もついちゃってる」と実感したためだ。「いったんゼロにして何の癖もない状態の体で1から作る方が早いし、手っ取り早い」。積み上げたものをそのまま残すのではなく、思い切って土台からつくり直す道を選んだ。
ただ、目指すのは以前の形に戻すことではない。「そこ(ゼロの状態)にたどり着いた時に、そこからどう足し算引き算していくかという感じ」。いったん余分な動きを取り除いた上で、何が必要で、何を省くべきかを見極めていく考えだ。「新しい自分を求めに」と、完成形を先に決めず、自分の体と向き合いながら試行錯誤を続ける。
その準備にも独自の考えがある。秋季キャンプ前には約1週間、ほとんど体を動かさず、疲労回復を優先した。1年間の疲れを抜いてから、新たな取り組みに入るためだ。「本当に簡単。難しいことをしたくない」。言葉はシンプルだが、変えると決めたら大胆に変える。髪色に込めたこだわりを、今度は投球に注ぐ。新しい自分との出会いが、6年目の進化につながっていく。



