「宇田川会長」こと侍ジャパン宇田川優希投手(24=オリックス)がWBCデビュー戦を3者凡退の2奪三振で終えた。7点リードの7回に登板すると、フォークで空振り三振、151キロ直球でエドマンを三邪飛に打ち取り、最後はパドレスの金河成をフォークで空振り三振に斬った。

宮崎での強化合宿中に投手陣全員参加の焼き肉会の記念撮影でセンターで堂々と腕組みした右腕は「ダルビッシュさんの先発した試合で投げられて、WBCデビューというのはうれしい。お手本というか、ああいう選手になりたいなと思います」と憧れた。

昨季中に育成から支配下に上がって侍ジャパンまで駆け上がった。「1年前はまだ育成で、すごい急展開で、最初は気持ちがついていけなくて、野球以外でも大変な部分があった。今はチームに慣れて、自分のパフォーマンスが出せて、成長しているなと。いい日々が過ごせています」と充実の日々を振り返った。

【WBC】ライバル韓国戦、先発はダルビッシュ 侍ジャパン連勝なるか/ライブ速報