人気グループtimelesz菊池風磨の弟音央(ねお、23=志成)がA級(8回戦)初戦を飾れなかった。日本ライト級4位アオキ・クリスチャーノ(37=角海老宝石)とのスーパーライト級8回戦に挑み、0-3(75-77、74-78×2)の判定負けとなった。控室で悔し涙を流した菊池は「(動きが)かたまってしまい、もらいすぎてしまった。申し訳ない」と振り返った。

荒々しく攻めるアオキに対し、単発ながらもワンツーや左ボディー、左フックなどで果敢に攻め続けた。中盤以降にはアオキにひるむことなく反撃したものの、勝利には届かなかった。菊池は「ジャブで突き放して自分の距離で戦うつもりだったけど…思いのほか(中に)入られてしまい、狙っていたボディーも位置的に打ちずらかった」と悔やんだ。

昨年大みそかに倉持廉汰(本望)に6回TKO勝ちし、待望のA級に昇格した。5連勝中だったが、日本ランカーの壁は高かった。菊池は「周りからは時期尚早と思われたけれど、結構、自信があったので…」と悔しさを募らせた。勝敗に関係なく、ジム側との約束で1カ月間のオフが与えられる。しかし菊池は「階段(ダッシュ)トレには行きたい」と完全オフにはしない意向を示した。

菊池のあこがれの存在でセコンドにも入った元日本、東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・スーパーフェザー級王者木村吉光(志成)は「勝っても負けてもこういう強い相手とやることが1番速く成長できる。練習の向き合い方も変わる。4月末に試合が決まったが勝つと思ったし、勝たせる自信もあった。今日の内容をみて可能性を感じた」とほめていた。