プロレスの月曜日

Jリーガー福森、憧れ内藤ポーズで懸け橋になりたい

北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗(26)のパフォーマンスがプロレスファンで話題を呼んでいる。国内3大タイトルの1つ、ルヴァン杯決勝(10月26日)でゴールを決めると新日本プロレス内藤哲也(37)のおなじみのポーズを繰り出した。国内屈指のレフティーと制御不能な男の交流は、サポーターをきっかけに始まった。

帽子&パーカ&Tシャツのグッズを着て内藤のポーズを決める福森(撮影・西塚祐司)
帽子&パーカ&Tシャツのグッズを着て内藤のポーズを決める福森(撮影・西塚祐司)

左手で目を見開き右拳を天高く突き上げた。川崎フロンターレとのルヴァン杯決勝。福森は延長前半で弾丸FKを決めた。観客4万8119人のどよめきの中、大ファンである内藤のおなじみのポーズを披露した。試合はPK戦で敗れたが「大舞台で絶対やりたいと思っていたのでうれしい」。注目の一戦でのパフォーマンスは話題となった。

以前はプロレスに興味はなかった。だが昨年、内藤が出演したNHKのドキュメンタリー番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」をきっかけに一気にハマった。今では新日本プロレスをネット視聴、特に内藤の試合はすべてチェック。7月の札幌大会で初めて生初観戦した。「もしお会いできたら何をしゃべっていいか分からない」と言うほどの憧れ。来年1月4、5日の東京ドーム大会のチケットは入手しておりオフの楽しみにしている。

内藤の決めポーズ
内藤の決めポーズ

Jリーガーから見る内藤の魅力とは何か。「すごいとしか言えない。技もそうだけど、むちゃやっちゃう部分とかも」。内藤と身長はほぼ同じだが、体重は約30キロも下回る。「大きくてあんな動きができるんだと。俊敏性、ジャンプ力…すべてでパーフェクト」。さらに挑発や反則などで何が起こるかわからないワクワク感もある。「次も見たい! と思う。観客を楽しませる部分はサッカーも同じなのでプロ意識を学んでいる。こちらは試合中に挑発したらイエローカードになりますけど」と話す。

思わぬ形で交流を持った。札幌のサポーターが内藤に『福森さんが内藤さんのファン』という手紙を送った。これがきっかけでツイッターを通じて直接連絡を取り合う間柄になった。パフォーマンスを相談すると快諾を頂き、8月の清水戦で初披露した。「本当に感謝。これからも得点を決めたら何回もやりたい」と意気込む。

札幌DF福森
札幌DF福森

内藤は年明けに史上初の2冠に挑む。常に注目を集める存在は刺激だ。「プロレス界の内藤さんのように、サッカー界で知らない人がいない選手になりたい。自分があのポーズをしてサッカーとプロレス、お互いのファンが興味を持ってどちらも活性化できたらうれしい」。懸け橋になるべく、ゴールを狙い続ける。【西塚祐司】

◆福森晃斗(ふくもり・あきと)1992年(平4)12月16日、神奈川県生まれ。藤沢市・村岡中、桐光学園高を経て11年に川崎F入り。同年7月23日新潟戦でJリーグ初出場。15年から札幌に期限付き移籍、17年から完全移籍。183センチ、75キロ。利き足は左。血液型はAB。

おすすめ情報PR

相撲・格闘技ニュースランキング

    更新