第2~5試合で12月から開催される-55キロ世界トーナメントへの出場査定試合が行われ、第3試合のバンタム級(-55キロ)3分3回延長1回で玖村将史(27=999/第6代Krushスーパーバンタム級王者)と山田貴紀(あつき、18=山口道場/同級9位)が対戦した。
初回に山田の左ハイキックでダウンを喫した玖村が3回終盤に起死回生の二段飛びひざ蹴り。これで左ひざを山田の顔面にたたき込んでダウンを奪い返し、本戦は玖村の1-0(28-27、28-28×2)で延長に突入した。
延長では玖村が最後まで手数を出し続け、判定3-0(10-9×3)で勝利。2人は大阪・堺市立浜寺小学校、浜寺南中学校の先輩・後輩で、玖村が先輩の面目を保った形となった。
玖村は試合後、「僕たち兄弟が大阪でやってた頃ってキックボクシングのジムもほとんどなくて。強くなるためには東京に行かないと強くなれないっていう時代だったので。18歳であんなに強い子が出てくるっていうのは想像できてなかったので。試合が決まるまで山田選手の存在も知らなかったですけど、地元からそういう強い選手が出てくるってことは、大阪とか、格闘技が地方でも盛り上がっていっているからそういう強い選手ができているのかなと思って。そういう面ではうれしい気持ちになりました」と山田をたたえた。
まだ55キロ世界トーナメント出場は決定ではないものの「今、大﨑(孔稀)選手が(55キロの)チャンピオンだけど、そこで大﨑選手が優勝するよりも、僕が優勝した方が面白いと思うので。志朗選手、大﨑選手に勝って、チャンピオンになるということは(目標として)変わってないですね」と、あらためてトーナメント優勝へ意欲を示していた。

