12月2日に横浜BUNTAIで開催される『ONE SAMURAI 6』のONE女子アトム級(-115ポンド=約52.2キロ)MMA世界王座決定戦で、アナスタシア・ニコラカコス(36=カナダ)と空位の王座を争う澤田千優(28=IDEA ASAKUSA/team AKATSUKI)が2日、都内で練習を公開し、戴冠(たいかん)への意欲を語った。

1カ月後の決戦に向け、澤田は「体調面もコンディションもすごくいい感じに練習を重ねてこれていて、今すぐにでも試合がしたい気持ちでいっぱいです」と万全を強調。大一番へ向け「このためだけにONEに来たので、しっかりタイトルを獲って、防衛まで、その後のことまでしっかり考えて、まずはここをしっかり獲る。獲って日本人初の女性タイトル保持者になってというところをちゃんとイメージしてるので、試合までに向けて1カ月は、よりイメージを鮮明に考えていこうかなと思ってます」と宣言した。

これまでの歩みを振り返り、「日本大会が開催されるのを今年知って、そこから2勝して、明確にONEの中でも自分の中でも『次はタイトルでしょ』っていうのは、試合の内容やこれまでのパフォーマンスとして実感してきたかなと思います」と胸を張る。そして「(出産&育児専念のために王座を返上した前王者の)ザンボアンガ選手とできないのはちょっと心残りですけど、また復帰する可能性はあるんで、そこでしっかり防衛戦なり何なりできたらなと思ってます」と語った。

王座をかけて戦うニコラカコスについては「Undefeatedで7勝無敗で、負けを知らないのは一つの強みかなと思って見ています。あとはアトム級ならではのクイックにスイッチしながら動くのは彼女の特徴かなと思う」と分析。「不安なところはあんまりないんですけど、自分でミスを起こさないようにっていうのはすごく意識して練習しています」と説明し、「私の方がMMAの能力では断然上だと思っていますし、そこで差を見せなきゃいけない。このONEのベルトに懸ける想いは、私の方が全然あると思います」と断言した。

理想の王者像は「ONEの女子はすごくかっこいい存在だと思っていて、あのベルトも入る前からかっこいいと思って見てたので。見てる人や女子格闘技に憧れてる選手たちにとって、『かっこいい存在だな』『こういう像になりたいな』っていう一人、ONEのアイコンになれるようなパフォーマンスや立ち振る舞いはここ数戦で意識してます」と言及。「ONEはムエタイを見ててもめちゃくちゃ強くてかっこいい。スタンプ選手も、今度(MMAで)試合する(ONE女子アトム級ムエタイ世界王者の)アリシア・ロドリゲス選手もめちゃくちゃかっこよくて強い。憧れてる選手に一歩でも近づける舞台がONEだと思ってます」と名前を挙げ、最後は「その中で一番MMAが強いっていうのは見せたいです」と言い切った。