プロボクシングのWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(22=大橋)が、10月26日(日本時間同27日)から米フロリダ州オーランドで開催されるWBOの年次総会に初めて出席することが決まった。所属先の大橋秀行会長が24日、明らかにした。総会には新旧の世界王者だけでなく、有力プロモーターらボクシング界の実力者が集結する。昨年12月に世界的名手オマール・ナルバエスを衝撃的な2回KO勝ちで下し、一躍評価を上げた「怪物」にとっても、さらに名前を売る絶好の機会となりそうだ。

 WBO側の期待も大きい。7月に来日したバルカルセルWBO会長は「ナルバエスをあんな形で倒すとは、人生の中で考えもしなかった」と井上の実力と将来性を高く評価していた。大橋会長は「WBOから何度も出席の要請が来た。現地に行って存分にアピールしてきたい」と話した。

 井上は右拳の負傷からの復帰戦となるV1戦を年末に行う予定で、同級1位パレナス(フィリピン)か2位カルモナ(メキシコ)のどちらかとの指名試合となる見込みだ。既にスパーリングも開始しており、試合に向けて順調な調整を続けている。