東京スポーツ新聞社制定15年度プロレス大賞の選考が7日、都内で行われ、MVPに新日本のIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(28)が決定した。オカダは2年ぶり3度目の受賞で、特別功労賞の天龍源一郎とのベストバウトとダブル受賞となった。最優秀タッグ賞は長与千種と大仁田厚の異色コンビが受賞した。

 MVPはオカダと天龍の争いだった。オカダは1月4日の東京ドーム大会では棚橋に敗れたものの、7月に21年ぶりの大阪城ホール大会で王座返り咲き。1年を通して人気復活の新日本の中心として活躍した。一方の天龍は2月の引退発表から11月15日の引退試合まで多くの話題を提供し、プロレス業界を盛り上げた。

 投票の結果はオカダが11票で、天龍は8票。長年の功労者より、オカダの将来性が評価された。しかも、オカダと天龍の引退試合は、ベストバウトに選出された。その天龍からプロレス界の未来を託された男は、史上4位タイの3度目の受賞に「この1年間を盛り上げた自負はある。3度目の受賞だが最多の6度は超えるでしょう」と、6度受賞したアントニオ猪木を超えると豪語した。

 IWGPヘビー級王座に年間MVPも手に入れ、16年の抱負を聞かれると「そろそろ結婚したい。プライベートを充実させてさらに上にいきたい」と笑顔で話した。

<プロレス大賞受賞者>

MVP:オカダ・カズチカ(新日本)

ベストバウト:天龍vsオカダ(11・15両国国技館)

最優秀タッグ:長与千種、大仁田厚(共にフリー)

殊勲賞:鈴木みのる(フリー)

敢闘賞:岡林裕二(大日本)

技能賞:本間朋晃(フリー)

新人賞:該当者なし

女子プロレス大賞:紫雷イオ(スターダム)

特別功労賞:天龍源一郎(天龍プロジェクト)

※左から受賞、選手名(所属)