WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者内山高志(36=ワタナベ)が、豪快なKO決着で、日本歴代単独2位となる11度目の防衛に成功した。
12月31日、東京・大田区総合体育館で同級6位のオリバー・フローレス(24=ニカラグア)と対戦。得意のジャブで試合を支配すると、左ボディー一撃で仕留め、3回1分47秒でTKO勝ちした。
陣営は4月ごろの次戦で米国に進出する方針で、対戦を熱望している前WBA世界フェザー級王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)と詰めの交渉に入る。内山の戦績は24勝(20KO)1分けとなった。
今後はビッグマッチ実現に向け、一気にかじを切る。陣営は、次戦で内山が希望してきた米国に進出する方針で、ともに対戦を熱望している27戦無敗のウォータースとの最終交渉に入る。渡辺会長が「向こうもやりたいと言っているし、実現すると思う」と話せば、内山も「ぜひやりたい。もちろん勝つ自信はある」と言葉に力を込めた。日本ボクシング界のエースが、5年連続の年末決戦を制し、満を持して海を渡る。
◆過去最強の難敵 対戦が決まればウォータースは内山にとって過去最強の難敵となる。27戦無敗(26勝1分け)で、6月まで1階級下のWBA世界フェザー級スーパー王座を保持したKO率77%を誇る右の強打者。西岡を破るなどした5階級制覇のノニト・ドネア(フィリピン)を14年にKOした強豪だ。米プロモート大手のトップランクの期待も大きく、内山と拳を交えることになれば、米国でも話題のカードとなるのは間違いない。

