ボクシングの大成ジムは10日、18歳3カ月の加納陸が5月8日に兵庫県三田市の市総合文化センターで、東洋太平洋ミニマム級暫定王座決定戦を闘うと発表した。相手は元世界王者のメルリト・サビーリョ(フィリピン)。

 この一戦に勝利すれば、陣営は井岡弘樹氏が持つ日本人の世界王座獲得最年少記録(18歳9カ月)の更新を狙い、今夏の世界戦実現を目指す。

 三田市の大成ジムで記者会見した加納は「必ずベルトを取って、次は世界にいきたい」と意気込みを口にした。