王者・益田健太郎(33=新日本木村)が2-1の判定で同級1位の川口裕(29=グリーンツダ)を下し、初防衛に成功した。

 初回に右フックでぐらつかせるなど立ち上がりは優勢も、中盤以降は川口のプレッシャーに苦しんだ。試合後半は激しい打ち合いとなったが、96-94、96-95、95-96の判定でどうにか勝利を収めた。「川口君は強かった。優位に進めていたが、気持ちが焦ってしまった。評価を下げる試合をしてしまったが、目の前の試合をクリアしていって、必ず鹿児島初の世界王者になりたい」と話した。益田は戦績を25勝(13KO)7敗とした。