NXT女子王者アスカ(35)が大舞台で鮮やかな防衛劇をみせた。

 難敵エンバー・ムーンの挑戦を受け、一進一退の攻防を続けた。ムーンのクロスボディーを受けた後、スーパーキックを浴びて窮地に陥った。何とか2カウントで回避すると一瞬のすきを突いてアスカロック(羽根折り胴絞め裸絞め)で絞りあげた。そのままムーンからタップを誘って14分50秒、一本勝ちで防衛を成功させた。

 NXT王座を無敗で君臨し続けるアスカが、雪辱戦に挑んできたムーンを見事に返り討ち。アスカは「ムーンは強かったけれど、私がより強い。NXTの次はどうなるか分からないけれど、私は王者であり続ける」と力強く英語で宣言。さらに日本語で「(防衛)記録更新中やで!」と胸を張った。(デーブ・レイブル通信員)