元ウエルター級王者ジョルジュ・サンピエール(GSP、36=カナダ)が4年ぶりのカムバック戦で2階級制覇を成し遂げた。メインイベントのミドル級タイトルマッチ5分5回で、同級王者マイケル・ビスピン(38=英国)に挑戦。3回4分23秒、一本勝ちをおさめた。
開始直後から積極的に仕掛けたGSPは3回、早々にテイクダウンを成功。足を絡めて攻撃を防ぐビスピンの打撃を顔面に受けて流血し、一時は王者に詰め寄られるシーンもあった。しかし左フックでダウンを奪取。猛烈な両拳をふり下ろして追い詰め、背後に回りながら裸絞めで仕留めた。
ウエルター級に続く2階級を制覇したGSPは「ここは自分の階級ではない。今回の試合は自分自身の挑戦と思って受けたし、もう1度、王者になれたことを誇りに思う」と喜びを表現した。ウエルター級では約7年間で9回の防衛に成功してきたが、13年12月に王座を返上。4年間の長期休養を経て、いきなり1階級上のベルトを奪取した。GSPは「この階級に自分は小さすぎると思ったこともあったけれど、今は筋力もつけたし、やっていけると思っている。みんな、ありがとう。本当に名誉なことだ」と喜んでいた。

