IWGPタッグ選手権はSANADA(29)、EVIL組が大逆転で王座を奪取した。

 いつもに増して荒々しく入場したデイビーボーイ・スミスJr.(31)、ランス・アーチャー(40)の王者組。ゴング前に奇襲を仕掛けられ、EVILがキャンバス上で動けない。SANADAとともに場外にも投げ飛ばされた。その後も体格差ある凶暴ファイトに守勢一方だった。反撃も単発で何度も抑え込まれながらしのぐと、一瞬のスキをついてSANADAがスミスJr.に反撃を食らわす。ここまで連係も分断されていたがようやく合体し、マジックキラーを食らわす。最後はSANADAが月面水爆で仕留めた。昨年ワールド・タッグを初出場初優勝の勢いで王座獲得。

 EVILは「どんなモンスターでも、どんな強烈な技を持っていようがEVILの世界だ。このベルトを手にしたからには支配し続ける。IWGPのシングルと同等にまで引き上げてやる。新日本を支配していく」とほえた。