ボクシングのWBA世界ミドル級王者村田諒太(32)、IBF世界スーパーフェザー級王者尾川堅一(29)、元2階級王者粟生隆寛(33=ともに帝拳)が18日、10日から下半身強化を主目的とした沖縄合宿を終えて帰京した。

 長距離走だけで計100キロ以上、坂道や短距離ダッシュなどで追い込んだ。4月に国内での初防衛戦を予定する村田は「成長を感じたサビ落としと聞いていたが、中身が出ている」と苦笑まじりに成果を口にした。現地では天然記念物のヤンバルクイナらしき鳥を幸運にも目撃したそうで、幸先よい新年のスタートになったようだ。