メインのUWA世界6人タッグ選手権は、熊ゴロー、土肥孝司、伊藤貴則の王者組が、カズ・ハヤシ、近藤修司、NOSAWA論外の挑戦者組を破り3度目の防衛を果たした。

 さいたま市出身の熊ゴローは、デビュー3年目で必勝を期していたが、通風を発症し欠場危機を乗り越えて試合に臨んでいた。老練の挑戦者組からは、試合開始から熊ゴローが通風で痛い足を集中攻撃された。それでも、王者組は、土肥、伊藤が攻守に連係の取れた動きで、熊ゴローをバックアップ。最後は熊ゴローが、17分25秒、NOSAWA論外にコーナートップからのダイビングセントーンを決め、勝利をつかみ取った。熊ゴローは「デビュー3年でやっと埼玉で勝つことができました。5月13日にもこの春日部で試合があります。それまで勝ち続けて、またベルトを持って帰ってきます」とファンにあいさつした。