4月15日に3度目の防衛戦(横浜アリーナ)を控えるボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が3日、都内の所属ジムで練習を公開した。
日本新記録の16連続KO勝利の期待がかかる一戦。同級2位クリストファー・ロサレス(23=ニカラグア)との対戦に向け、1回のスパーリングを披露した。最大で62キロまで増加した体重はリミット(50・8キロ)まで残り5キロ程度まで落とした。先月9日から野木丈司トレーナーから同夫人お手製の弁当を毎日2食分手渡されて胃袋を満たしている比嘉は「もうコンビニ(弁当)のお世話になっていない。お菓子も食べていない。体調がいい」と笑顔をみせた。
V3戦から2日後の17日には、師匠の具志堅用高会長とともに受賞した沖縄県民栄誉賞の授与式が予定される。同会長から「負けたら辞退になるよ」とハッパをかけられた比嘉は「勝って沖縄に帰ることを楽しみにしています」と気合を入れ直した。一方で同会長からKO勝利した場合、5月12日に米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで開催されるWBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレス(帝拳)-挑戦者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)戦の視察を確約された。比嘉は「もちろんファーストクラス(の航空便)ですよね?」とお願いすると、具志堅会長も「日本新のKO勝利ならファーストクラスは安いもの。本人が頑張ってくれれば」と確約。師匠によるアメとムチの作戦で、比嘉は気合のボルテージを上げていた。

