日本王者中谷潤人「内容問われる」世界前哨戦気合い

ボクシング日本フライ級王者中谷潤人(21=M.T)が、元世界王者との世界前哨戦に臨む。

元IBF世界ライトフライ級王者ミラン・メリンド(31=フィリピン)と、10月5日に東京・後楽園ホールでのノンタイトル10回戦で対戦する。22日に相模原市内のジムで発表した。

中谷はデビュー19連勝中(14KO)で、昨年日本王座を獲得した。6月の初防衛戦は相手のケガでノンタイトル戦に1回KO勝ち。すでにWBC3位など3団体で1ケタ世界ランク入りに「上に行くタイミングで世界へアピールするチャンス。目標は世界王者で防衛していくことで、足踏みしていられない」。日本王座は防衛することなく返上する。

メリンドは37勝(13KO)4敗で、16年に暫定王座を獲得して2度防衛後、17年に正規王者八重樫東(36=大橋)との王座統一戦に初回TKO勝ちした。大みそかにWBA王者田口良一(32=ワタナベ)との団体統一戦には判定負け。昨年には拳四朗(27=BMB)に挑戦も7回TKO負けも経験豊富だ。

中谷は元世界王者相手に「素直に気持ちが入った」と笑み。「メリンドはタフな印象。身長も小さいのでコツコツとダメージを蓄積させていく」。さらに世界前哨戦だけに「内容が問われる。KOで世界へ行っていいと言ってもらえる試合にしたい」と意気込む。

8月1日には市内に居酒屋「とん丸」をオープンする。実家は三重・東員町でお好み焼き店を経営していたが、中谷のサポートもあって閉店して上京していた。店は両親が切り盛りするが、店主として負けるわけにはいかない。開店後は恒例の米国でのスパーリング合宿の予定で、本業の大一番に備える。