井上尚弥は「ドネアの呪い乗り越え勝った」大橋会長

ボクシング2団体統一バンタム級王者井上尚弥(26)らが所属する大橋ジムの大橋秀行会長(54)が13日、東京・新宿区の紀伊国屋書店で自身初の著書「最強モンスター 井上尚弥はこうして作った~5人の世界チャンピオンを育てた大橋流マネジメント術」(12月2日発売、1500円+税)の発売記念サイン会&トークイベントを開催した。

ワールド・ボクシング・スーパーシリーズで優勝を飾った井上をはじめ、ジム初の世界王者となった元WBC世界スーパーフライ級王者川嶋勝重らの育成法、ジム運営、マッチメークなどの秘話、元WBA、WBC世界ミニマム級王者となった現役時代のエピソードなどが盛り込まれている。約2カ月かけて書き下ろしたという大橋会長は「負けから巻き返していくところをみてほしい。ボクらの年代は負けてからの方が大事。負けてもただでは転ばないぞというところを読んでほしいですね」とPR。初版は1万部が発行され、売り上げも上々。既に増刷の話も出ているという。

この日のトークイベントには、購入者先着50人が招待され、多くの女性ファンも集結。決勝で井上が対戦した元5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)が1回戦でWBAスーパー王者だったバーネット(英国)が試合途中の原因不明の背中痛で棄権して勝利。準決勝ではWBO王者だったテテ(南アフリカ)が1週間前に右肩負傷で欠場し、代替選手のヤング(米国)に勝って決勝進出していた経緯を「ドネアの呪い」と表現。同会長は「決勝でも何かが起こると思ったら右目上のカットと眼窩(がんか)底骨折だった。でも尚弥はドネアの呪いを乗り越えて勝った。やっぱりモンスターだった」と振り返っていた。

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  • 自身の著書のサイン会、トークイベントでファンと触れあう大橋ジムの大橋秀行会長