新潟県在住のプロキックボクサー、RISEスーパーフェザー級1位の石月祐作(31=KAGAYAKI)が4月2日、ボクシング転向を表明している同フェザー級世界王者那須川天心(23)のRISE最終戦「RISE ELDORADO 2022」(東京・国立代々木第1体育館)の前座戦に出場。同級スーパーフェザー級2位の常陸飛雄馬(24=TARGET SHIBUYA)と対戦する。
「自信を持って倒しに行く」。石月は力強く言った。常陸は5連勝中で、そのうちKO勝ちが4試合。強敵を倒せば、暫定王者の一馬(32=MONSTAR GYM)への挑戦が濃厚になる。一馬には昨年10月に暫定王座決定戦で敗れた。リベンジと、タイトル獲得のチャンスを引き寄せるためにも勝たなければならない。
試合は、その一馬戦以来。この間、十日町市のボクシングジム「大翔ジム」で元世界ランカーの嶋田雄大会長(51)から指導を受けた。外側に向いていた膝を内向きにすることで足の運びがスムーズなり、パンチ力とともにスピードもアップした。
周囲の支援も力になる。現在、スポンサーは15社。試合前には必ずあいさつ回りをしてきた。今回は練習に専念するため控える旨を伝えると各社とも快諾してくれた。「『心配しないで試合に備えてください』と言われました」。だからこそ結果にこだわる。
都内のジムで開催された試合でデビューし、イベントホールで場数を踏み、後楽園ホールのリングに上がれるまでになった。今回、大規模アリーナで日本で最も有名な格闘家の前座で戦う。「大きな会場で戦える。本当に楽しみ。必ず勝つ」。気持ちを込めてリングに立つ。【斎藤慎一郎】
◆石月祐作(いしづき・ゆうさく)1990年(平2)10月9日生まれ、三条市出身。三条第一中から加茂農林へ。高校中退後、15年にスポーツ道場「KAGAYAKI」入門。16年にアマチュアの全日本トーナメントで優勝。17年8月に「RISE」でプロデビューし、18年にスーパーフェザー級新人王を獲得。20年8月にDBS日本ムエタイスーパーフェザー級、10月にKROSS×OVER同級のタイトルを獲得した。戦績15戦12勝(7KO)3敗。170センチ。血液型B。

