ボクシングの元世界3階級制覇王者で「3150FIGHT」の亀田興毅ファウンダー(35)が新たに“火消しボクサー”を次代のスター候補としてリングに送り込む。

18日に大阪市内のKWORLD3ジムで、11月27日に大阪府豊中市の176BOXで開催する「3150FIGHT」への挑戦的興行「SURVIVAL」について会見した。

この日は日本スーパーフライ級7位の岩崎圭祐(27=オール)と同級9位中村祐斗(25=市野)の同級8回戦を発表。会見に出席した岩崎は元消防士の異色の肩書を持つ。興毅氏は「あらゆる燃えているものは消してやる」のキャッチフレーズで“火消しボクサー”と命名した。

これまで12戦7勝(2KO)2分け3敗の戦績だが「これからだと思っています。伸びしろは十分です」と自らアピールするようにキャリア不足。大体大浪商高まで12年間、サッカー少年だった。高校卒業後、公務員になるための専門学校に通いながらオールジムに通った。

20歳でプロテストを受験し合格したのも「消防士になるのに有利だと思ったから」。半年間、消防士学校で訓練を積み、消防署に配属されたが、そこではボクサーとしての活動は認められないと通告された。

安定した職と悩んだが、「1度きりの人生。勝負したかった」と消防士の道をあきらめ、ボクサーの道に踏み入れた。ボクシングの技術はまだまだだが、消防士の訓練で腕立て伏せ2時間で鍛えた肉体に秘めたポテンシャルは高い。

プロへの道を決めてから書き始めたノートに「28歳で日本タイトル。30歳までに世界王者になる」と書き記した。来年4月19日に28歳の誕生日を迎える。「未来ノート」を現実へ。「小さいころから見ていた興毅さんと一緒に戦える舞台に立ちたかった。ここから進んでいきたい」。

命名した“ゴッドファーザー”の興毅氏も「ここからが大事。勝たなあかんで、火消しボクサー」と大きな期待感を示した。