2度の世界挑戦経験があるプロボクシング元日本2階級制覇(ライトフライ級、フライ級)王者黒田雅之氏(36)が16日、東京・後楽園ホールで引退式に臨んだ。所属先だった川崎新田ジム興行のメインイベント前に登場。同門だった前日本スーパーバンタム級王者古橋岳也(35=川崎新田)とスパーリングし、最後の勇姿をみせた。今年6月に現役引退を表明していた。

黒田氏は「これから日本王者になったことを忘れるぐらい、自分の人生を振り返った時にプロボクサーだったことが下の方に行くような人生にしていきたい」と笑顔であいさつ。新田渉世会長や後援会からレプリカの日本王座ベルト2本をプレゼントされ、満面の笑みを浮かべた。

現在は訪問介護サービスの会社「そえるて」でフルタイム勤務しつつ、健康スポーツ関連の資格取得のために勉強を続けている。母校に講演を依頼されるなど忙しい日々を過ごしているという。将来的にはボクシングのキャリアを生かし、何らかの形で老若男女に向けてスポーツの楽しさを伝えていくという第2の目標を持っている。

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