無敗の神童がリングに戻ってきた。キックボクシングを中心に活躍しボクシング転向を表明している那須川天心(24)が、セミファイナルとなった寺戸伸近(42)引退試合のエキシビションマッチに登場。3分1回戦で、自身と同じくRISEバンタム級ベルトを巻いた寺戸の最後の相手として拳を合わせた。

勝敗がつかないエキシビションマッチながら、スピードあるパンチを繰り出した。ノーガードで前に出てプレッシャーをかけると、残り30秒には、コーナーに追い込んでパンチを連打するなど、見せ場を作った。試合後は「今日は昔からRISEで活躍していた寺戸さんとこういう形で拳を交えられてうれしく思う。僕はキックを離れても心の中ではRISEの選手。こういうことがあればいつでもやります」と歓迎した。

那須川にとって、6月19日に東京ドーム開催の「THE MATCH2022」で行われた武尊戦以来となるリングだった。ボクシング転向についてさまざまな意見があることに触れ、「今はしっかりと準備している途中。面白い発表が近々できるかもしれないので、楽しみにしておいてほしい。毎日誰よりも練習しているので、今後も期待しておいてほしい」と、新たな舞台での活躍を誓った。