K-1の元3階級制覇王者・武尊(31)がアジアを拠点とする格闘技興行ONEチャンピオンシップに参戦すると9日、正式発表された。同日、都内で同団体のチャトリ・シットヨートンCEOと同席で記者会見した。独占複数試合契約を結んだ武尊は「ONEチャンピオンシップと契約しました。僕も現役のキャリアも最終章になっているが、今が1番強いと思っている。その時に世界に挑戦したい。強豪がそろうONEに挑戦したいなと。僕はK-1王者の誇り、K-1代表としてONEに殴り込もうと思っている」と意気込みを示した。4月28日、同CEOがSNSを通じ、武尊との複数試合契約を結んだと報告していた。
RISE時代に那須川天心を最も苦しめた男として知られるロッタン・ジットムアンノン(タイ)がONEフライ級ムエタイ王者として君臨。武尊は「世界の強豪が多くONEチャンピオンシップに集まっており、僕が戦いたい相手がONEチャンピオンシップにいる。日本代表としてONEで戦う。僕が活躍することでK-1ファイターや他の格闘家が注目され、日本の格闘技界が盛り上がればと思う」と口にした。
チャトリCEOは「武尊選手と契約を結び、ABEMAとも長期契約を結んだ。この契約が日本で起こっているのは大変なチャンス。武尊、ABEMAとの協力でどんどんONEを大きくしたい」と日本格闘技界のスターとの独占契約を歓迎した。
6月24日、フランス・パリのゼニスアリーナで行われる格闘技興行Impact in Paris(インパクト・イン・パリ)で、ベイリー・サグデン(25=英国)とのISKA61キロ級タイトル戦3分5回を控える。昨年6月のTHE MATCH(東京ドーム)での那須川天心戦以来、約1年ぶりのカムバック戦となる。
武尊は「残り2カ月弱ですけど、集中して最高の体を作りたい。順調に調整している。約1年ぶりになるし、昨年6月に試合で負けてからの復帰戦になる。応援してくださるみなさんに試合見せられる。勝つ姿を1日も早く見せたいのでうずうずしている。今、格闘家として戦いに飢えている」と貪欲な姿勢だった。

